2014年1月11日~13日 富田林市リード合宿

*** 今日から3日間、リード合宿in富田林市の開催です(^。^)***
1年ぶりにやってきたリード道場。
今回の写真館は講習内容を記録しました。
事前に巻かれた大量の半完成リードを合宿中に仕上げます。
仕上げる目標本数は10本、仕上がったリードはすべて持ち帰れます。
がんばった分だけ各自のオリジナル完成リードが手に入ります(^_^)v
完成リードになるまでには、たくさんの計測器や機械類が作業を助けてくれます。
これらの扱い方やメンテナンス方法なども学べます
コルク部分になにやら文字を書き込みます。なんでしょうか?
実はこれは現在開発研究中の「パターンリード」の数値です。
パターンリードとは
リードの素材性質や厚みなどを分類して数値化し、数値の情報で自分好みのリードを探しやすくする。
というものです。
自分にとって吹きやすいリードの素材や厚みを知っておくと同じような傾向のものを見つけやすくなります。
簡単に言えば、服や靴のサイズを知っておくと新しい物を買うときに選びやすい、っていう感じですね。
というわけで、実際に数値を書いてもらって数値に慣れてもらいます。
コルクに文字書くって・・・なかなか書くにくいんですよね。。。
自分にとってBestなリードはどれなのか・・・、興味ありますね~(^。^)
書き終わったリードはメイキングマシンによっていっきにトリミングされます。
半完成リードを荒削りしてくれるマシンです。これを使うとスピーディに削れます☆
まったく削ってない状態からほぼ完成形のリードになるまでをストップウォッチで計測すると約70秒でした。
削る前はこんな感じ
約70秒後にはこんな感じ(@。@)!手で削るのがばからしくなります。
ちなみにこの状態でも音は出ますが、荒削り状態です。仕上げは手作業になります。
自分好みのリードは自分で仕上げるのがBestです◎
今回はマシンの使い方も学ぶため、半完成リードを80本準備しました。
仕上げる実習もして、仕上がったリードは全部持って帰ってもOK◎
マシンも2台あるので、いろんなマシンを試せます。
先端部分の型は仕上がりに影響します。
いろんな型を試せるように、7種類のテンプレートを用意しました。
ちなみに晩ご飯はBBQでした♪相変わらずのお味に大満足です!
ご馳走様でした(-人-)
1夜明けて翌日。とてもいい天気◎
ロッジの隣には温泉施設があります。宿泊者は利用できるので嬉しいです♪
1年ぶりのたまご取りにやってきました(^。^)
たくさんのにわとりたちがいます!
去年もお世話になった鳥かな?
みんな、たまごをGetしました!
この卓上鍋で各自調理します。これがけっこう楽しいんですよね~
生みたて新鮮たまごって、黄身も白身も盛り上がり方がぜんぜん違いますね(・o・)!
朝ごはんが終わったら、まだまだやりますよ~
80本はけっこうすごい本数です。1ヶ月に3本ずつ使っても2年分以上あります。
でも、もしこれを短時間に1人で全部仕上げるとしたら、、、目まいがしますねw
仕上げは主に先端部分です。
前回までの講習でみなさんかなり仕上げが上達してました。
やはり合宿で短期集中実習は効果が大きいです。
1本仕上げたら次のリードをマシンで荒削り、また1本仕上げてはマシン・・・の繰り返しです。自分仕様のリードがどんどん出来上がります。
先端以外の部分はリードナイフ等も使います。吹奏感や音色・ピッチ調整を全体調整します。
丁寧な作業がBestリードへと近づくコツ、真剣ですね!
リードが良くても奏法に不備があると演奏効果が出ません。
リード作業の合い間を見て奏法チェックもします。
これは民族楽器です。のどや口腔がしっかりコントロールできないと音が鳴らない不思議な楽器です。
管楽器はのどや口腔のコントロールが重要なので、これを使ってのどや口腔の開きをチェックします。
お昼ごはんかねがね、ふもとの牧場へ散歩に行きました。
去年見た1匹の黒豚が3匹になってました。親豚になったのかな?
カメラを向けるといい顔してくれますねw
サービス精神旺盛なヤギでした(^。^)
去年から謎のイルミネーション、今年もきれいでしたw
京都からの日帰り受講生さんです。おつかれさまでした☆
2日目の晩ご飯はつくね鍋、これがまたいいお味なんですよねー!
でも、たまご小屋のにわとりたちじゃないことを願います(>_<)
夜になってもリード調整です!
みなさん、ガンガン吹きまくってます!
イングリッシュホルンを持ち出す人も!
曲を吹きながら調整する人も!!
調整方法にもいろんな流儀がありますね~(^。^)
個室で音程・音色チェックする人も(^。^)基本的に自由行動の合宿ですw
貸切ロッジなので好きなように使えて便利ですね◎
日常できないことを目いっぱいやるってとても楽しいですね◎
でも、あまり夜更かしすると明日にこたえますよ~。
3日目の朝になりました。
朝ご飯後、さっそくリードです。
最終日なので1つでも多くの完成リードをGetするため、みなさん真剣ですw
いつもと違ってカメラを向けても無視されます(T。T)
あ、やっと1人ヽ(^◇^*)/
受講生の中には3日で11本仕上げた人もいました!(ノ゚ο゚)ノオー
自分好みのパターンリードをなんとなく探し当てた様子でした(^。^)
というわけで、みなさんお疲れ様でしたー!!
お昼ごはんのレストランにて。
☆参加者のコメント☆

**********Y・Kさん(大阪府堺市)*************
同じようにつくっても異なる吹奏感になってしまうリード。
それはケーンの素材のちがいとはわかっていたけれど、何がどう違うのか、
そのちがいを数値化することによってはっきりと理解できたのが今回のリード合宿でした。
いろんなリードの中で今の自分にあったリードはこれだ!と見つけられたときは
嬉しかったです。
完成リードを自分で調整することもできるようになってきたので、今後のオーボエライフは
さらに充実しそうです。
温泉で温まり、新鮮な卵を使った卵がけごはんやお鍋料理など、合宿ならではの
楽しみもあり、参加された方々との話もはずみました。
また参加したいです♪
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***********N・Sさん(大阪府茨城市)************
3日間にわたるリード合宿、誠にお疲れさまでした。
2日目からの途中参加となりましたが、たいへん勉強になりました。

つかまり立ちもおぼつか無いオーボエレベルで参加してしまい、
呼吸法からアンブシュアまで、目一杯、お世話になりましたm(_ _)m
今回の合宿で教わったことは、オーボエを吹く上で必須スキルですし、
教わることができて本当に良かったと思います。
都度、思い返してしっかり身につけていきたいと思います。

諸先輩方が目の前で削る姿や吹く音はたいへん刺激的でしたし、
普段は誰かから客観的アドバイスをいただくこともないため、
今後の音楽の続け方を考える貴重な経験となりました。
明確な目標をもつ大切さも実感し、濃密な2日間でした。
産みたて卵のホカホカも初体験で、間近で見たニワトリも良い思い出です!
みなさま、お世話になりました。
ほんとうに、ありがとうございました!!
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***********Y・Iさん(大阪府富田林市)************
リード合宿お疲れ様でした&ありがとうございました
まず、毎度ながら楽しい合宿でした。
オーボエを通じて、音楽好き・同じ悩みを抱える仲間ということで、
個々それぞれ独自の考え・思いを会話し合うことで、いつも新しい発見があります。
リード作成が主ですが、人の吹き方・音を聴いて勉強にもなりますし、
ワンポイントアドバイスも大変ためになりました。
当然、リードに関しても、最後の仕上げ部分について新たな発見がありました。
今後に活かせそうです。今回、演奏会本番前ということで、リードの悩みが無くなり、
自信を持って本番に臨めそうですし、残り本番まで、唄い方に重点を置いて
練習ができそうです。またの機会、楽しみにしております。
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***********K・Sさん(愛媛県松山市)************
毎回お世話になってます。
今回も非常にコアな内容で大変勉強になりました。
今の自分が吹きやすいリードがどんなものかが分かったのが何よりの収穫でした。
今回学んだことを参考にしてアングレ、ダモーレのリードもパターン化を試みたいと思いますが、
5・6・7をするために必要なリードを得るためのパターン化であることを忘れないようにしたいです。


管理人補足
5・6・7とは、講義レジュメの中で「リードを作る本来の目的とその流れ」について
5、好みの吹奏感になるように全体を仕上げる。
6、目指す音楽表現ができるように練習する。
7、演奏会などの本番!
の中で最終目的の7番を目指すことが、ぶれてはならない本来の目標であることを述べている。
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***********T・Hさん(京都府京都市)************
オーボエ吹きにとって、最大の悩みはやはりリード。
私も今まで自分で削っていましたが、なかなかうまくいかない。
リードを作ることばかりに集中し、オーボエの練習がおろそかになったり、上手く演奏できない理由をリードのせいにしたりと負のスパイラルに陥ってました。

今回初めて合宿に参加しましたが、オーボエ吹きの最終目的はやはり演奏会などの本番で演奏することであり、リード作りが目的ではないとういうことを、改めて再認識することができました。
今回はメーキングマシーンを使って半完成リードから自分の好みにナイフで仕上げていくという作業を行いましたが、材質によって自分の好みの吹き心地も全然違うし、自分に合った材質がある程度わかって良かったです。
残念ながら私は仕事の都合で日帰りだったため、時間が立てばどのように変化して、どう調整していけばいいかということはできませんでした。
参加されるなら宿泊での参加をオススメします。リードもたくさん作れるし…。

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*** 3日間の講座、たいへんおつかれさまでした。
今回はリードの特徴を数値化して使うことで、日ごろどんなリードを吹きやすく感じているのかを客観的に明示しました。
自分の好みのリードを数値化すると、新たなリードを買ったり作ったりする際に便利な目安になると思います。
今まではリードを仕上げる技能を学んできましたが、同じように仕上げてもなぜか違う感じのリードになってしまう不思議な現象の原因を今回の講義で理解してもらえたと思います。
リードの分類には、主に形状と素材性質があって、形状は任意に変化させることができますが、素材性質は人工的に変えることができません。
素材性質には音楽的に”有利”か”不利”の区別はありますが、何が有利で何が不利かは音楽によって変わるので、素材そのものに絶対的な”良い”か”悪い”かの区別はありません。
奏者自身が表現したい音楽に合った形状と素材の兼ね備わったリードを選択することが大切です。

毎回口癖のように講義している
「自分の表現したい音楽に近づけるための仕上げ」という原点をぶれないように技術を磨いていただきたいというのが講師としての切実な思いです。
1日24時間という全員共通の条件の下で、いかにして無駄な労力と出費を抑え、本来の目的とする音楽表現に迫るか、というテーマはアマチュア・プロ問わず重要で本質的なテーマです。
問題点を1人で解決できる知識と技術を身に付けると同時に、同じテーマや悩みを共有できる人々との交流は、音楽活動を幅広く楽しく展開する上で必要かつ重要なチャンスです。
この合宿を通して、たくさんの人々が個々の音楽を再発見できますように(-人-)

それでは次回、愛媛県松山市にてお会いしましょう(^。^)/***
===========いなだせいや====================